Think(シンク)株式会社からのブログ詳細発信
2020/12/23
近年では、一般的にドローンが普及してきました。
航空法の規制がかからないドローン、4kで綺麗な動画が撮影できるドローンなど種類がさまざまです。
本記事では、ドローンを使った動画制作を始める方におすすめの機種を3つご紹介していきます。
近年では、たくさんのドローン機種が出回っています。その中で自分に合ったドローンを選ばないといけません。
しかし、各ドローンの機種ごとに機能や性能にも幅があるので、1つを選ぶのは非常に難しいのが現状です。
そこで以下では、ドローンの価格や機能性、メーカーの3つの視点から解説していきます。
ドローンの使用用途によって、価格は大きく変わってきます。
ドローンの用途は、趣味と仕事に分けられます。
趣味の中でも、ドローンを飛ばして遊ぶのか、空撮をするのかで予算も大きく変わってきます。
以下にドローンの用途と予算のグラフをまとめました。
用途 | 趣味(飛ばす) | 趣味(動画) | 仕事 |
予算 | ~1万円 | 1万円~8万円 | 8万円~ |
初めて買われる方はドローン操作に慣れておらず、操作ミスで墜落してしまう恐れも十分にありますので、
低価格のドローンで基本的な操作に慣れてから数万円以上するドローンを購入するという手順もオススメです。
ドローン選びで一番重要なのは、機能性です。購入を検討する前に、まずどんな機能が必要なのかを知っておきましょう。
ドローンの機能性の大きな要素は、次の4つです。
以下で詳しく解説していきます。
安価なドローンは、静止画が撮影できなかったり、動画が撮影できなかったりする可能性があります。
趣味としてドローンを飛ばす人なら問題はありませんが、趣味で動画制作をしたいといった方には致命的です。
どこまでカメラの性能が必要なのかを調べた上で、ドローン選びに進みましょう。
ドローンのバッテリーは予想以上に早く消費します。短いもので数分程度、長くても30分程度が限界です。
短時間で撮影できる場所なら 数分のもので良いかと思いますが、山の上の風景のような比較的遠くまで飛ばして撮影する場合は、バッテリー容量が大きいものを選ぶことをオススメします。
数万円以上するドローンには、障害物を検知してくれるシステムがついています。
これがついているドローンであれば、物にぶつかりそうだった時にドローンが危険だと判断して緊急停止してくれるといったものです。
ただし、探知できる範囲もドローンの種類によって異なるので注意が必要です。
「ホバリング」という言葉はあまり聞き慣れないかもしれません。
この機能がついているドローンは、空中で停止していることが可能です。
「停止できるだけか…。」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これはとても重要な機能です。
外でドローンを飛ばしてみると、些細な風でも影響され、ドローンの機体は流されてしまいます。
これを一定に保とうとすると、熟練の操縦者でも難しいです。
一方、ホバリング機能を使用すると 少しの風であれば全く影響されず、スムーズな動画を撮影することが可能です。
世界の約8割のドローン市場を占める3つのメーカーが存在します。
中国の「DJI」、フランスの「Parrot」、そしてアメリカの「3D Robotics」が、それにあたります。
通称、世界三大ドローンメーカーと呼ばれています。
上記の3つのメーカーの製品からドローンを選べば、性能には全くの問題はないでしょう。
ただし、趣味で飛ばすだけの方でしたら、別のメーカーで安価なものを選ぶことをオススメします。
ここまで、ドローンを選ぶポイントを解説してきました。
ここからは以下3つの目的別でオススメのドローンの種類を紹介していきます。
それでは詳しく解説していきます。
参考価格:¥9,576
カメラ機能:動画撮影可
飛行可能時間:5分
障害物センサー:なし
ホバリング機能:なし
購入:DRONE STAR 01
機体が18gと超小型になっており、トイドローンのようなものですが、ワンタッチで自動的に離着陸できるので、
初心者でも安心の設計となっております。
ただし、屋内専用の機体となっていますので、屋外で飛ばして遊びたい方にはあまりオススメできません。
参考価格:¥12,980
カメラ機能:動画撮影可
飛行可能時間:13分
障害物センサー:なし
ホバリング機能:あり
購入:Tello
Telloは、機体が小さいながらもホバリングが可能です。
また、スマートフォンアプリで操作することができ、アプリの画面上を指で操作するだけで簡単に宙返りしてくれます。
他にも様々な飛行が可能なので、飛行を楽しみたい方にはぴったりです。
参考価格:¥16,500
カメラ機能:動画撮影可
飛行可能時間:13分
障害物センサー:なし
ホバリング機能:あり
購入:Parrot Mambo Fly
Parrot Mambo Flyは、高性能の飛行制御機能と精密なセンサーを備えており、屋内/屋外両方において操縦が可能です。
また、「カットアウトシステム」がついており、壁や物に衝突した際に傷を故障を防ぐために、モーターを自動停止してくれます。
これからドローン操縦の練習を始める方にオススメです。
参考価格:¥46,200
カメラ機能:2.7k25 / 30FPS
飛行可能時間:18分
障害物センサー:あり
ホバリング機能:あり
購入:Mavic mini
スマートフォンとほぼ同じの重さなので、手軽に持ち運ぶことができます。
また、200g以上のドローンの場合、飛行規制がかかる場所も多いですが、Mavic miniは199gなので飛行規制を気にせず飛ばすことができます。
参考価格:¥72,359
カメラ機能:4k / 30FPS
飛行可能時間:21分
障害物センサー:あり
ホバリング機能:あり
購入:Mavic Air
Mavic Airは、比較的に小型ドローンの部類に入りますが、4Kで動画を撮影することが可能です。
また、障害物センサーも優れており初心者の方でも安心してプロのような映像を撮影することができます。
参考価格:¥85,000
カメラ機能:4k / 30FPS
飛行可能時間:25分
障害物センサー:なし
ホバリング機能:あり
購入:Parrot ANAFI
Parrot ANAFIの特徴はカメラにあります。
カメラを縦に180度回転することができ、真上や真下を撮影することが可能です。
ただし、障害物センサーは備えてないので、ドローンの操縦が慣れている方向けとなります。
参考価格:¥98,778
カメラ機能:4k / 60FPS(ハイパーラプス:8K)
飛行可能時間:34分
障害物センサー:あり
ホバリング機能:あり
購入:Mavic Air2
Mavic Air2は、まさに完璧なドローンと言えます。
人気のMavicシリーズでも、歴代初の4k / 60FPSを実現しています。
また、飛行可能時間も30分を超え、こちらも歴代DJIコンシューマードローン初の快挙となっております。
予算が10万程度でドローン選びに迷っている方は、Mavic Air2を買って間違いないでしょう。
参考価格:¥197,560
カメラ機能:4k / 30FPS
飛行可能時間:31分
障害物センサー:あり
ホバリング機能:あり
購入:Mavic 2 Pro
Mavic 2 Proは、プロペラが大きいため、安定した空撮が可能です。
障害物センサーも優れており、追従モードでは 障害物を避けてついてくることができます。
大自然の中で飛ばすのであれば、この安定感のあるMavic 2 Proをオススメします。
参考価格:¥198,000
カメラ機能:4k / 60FPS
飛行可能時間:30分
障害物センサー:あり
ホバリング機能:あり
購入:Phantom 4 Pro
Phantom4 Proは、こだわる人向けと言えます。
他のドローンより暗闇に強く、少しくらい場所であってもノイズが走りません。
より良い画質、より良い動きを求めるのであればPhantom4 Proをオススメします。
ただし、持ち運びには不便なので手軽さを求める方にはあまり向いていないでしょう。
今回はドローンの選び方をご紹介した後に、目的別でオススメのドローンを3つずつご紹介してきました。
ぜひこの記事を参考にして、ご自身にぴったりの機種で、最高のドローンライフを楽しみましょう。