Think(シンク)株式会社からのブログ詳細発信
2020/03/06
プロモーションビデオ(PV)は、私たちが日常的に見ている映像のひとつで、視聴者に大きなインパクトを与えることができる効果的な宣伝方法です。
今回は、プロモーションビデオの特徴と、制作時のポイントについてご紹介いたします。
プロモーションとは、マーケティング用語のひとつで「消費者の購買意欲を呼びおこす活動」を指します。
PVと略されるプロモーションビデオ(promotion video)は、商品や企業の紹介、映画やゲームの紹介などをする動画のことです。
動画であるプロモーションビデオは、文章や画像のみのプロモーションより、ユーザーにダイレクトに情報を伝えることができ、高い訴求力と宣伝効果が期待できます。
また、インパクトがあり目立つため、感情に訴える効果は抜群です。
プロモーションビデオのメリットは、情報の伝達力はもちろんですが、情報の拡散力にもあります。
2020年に商用サービスがスタートする5G(第5世代移動通信システム)で、高速大容量、高信頼・低遅延通信、多数同時接続が実現します。
高速インターネットが普及していくことで、人々はパソコンやスマートフォンから、より簡単に動画へアクセスできるようになります。
動画は、文字・音・映像の3要素からユーザーに訴えることができ、その情報量は写真や文字だけの場合に比べ、5,000倍とも言われています。
プロモーションビデオは短時間で多彩な情報を伝え、圧倒的に人々の記憶に残りやすく、心を動かすことができる宣伝方法なのです。
どれだけ素晴らしい商品や企業であっても、消費者が知らなければ売り上げは伸びません。
プロモーションビデオを制作し、まず「知ってもらう」ことから始める必要があります。
しかし、プロモーションビデオをただ単に制作しても、よいプロモーションビデオとはいえません。
ポイントを押さえて、計画を立ててから制作しましょう。
まず、プロモーションビデオをなぜ制作するのかを明確にしましょう。
商品宣伝のためなのか、企業PRを目的としているのかでは、ターゲットとするユーザーが変わるため、起用する演者やBGM、構成が変わります。
たとえば、プロモーションビデオの制作目的が「商品の安全性」であれば、製造工程の紹介をドキュメンタリー風に撮影する映像にすることで、ユーザーに良い印象を与えます。
また、「ユーザーに広く商品を知ってもらいたい」が目的であれば、ユニークなコンテンツ型の動画がおすすめです。
演者の起用についても、有名な女優やタレントを起用するのもひとつの手です。
しかし、目的に合った女優を起用すべきです。
ネームバリューを気にしすぎて、商品と演者のミスマッチが起きていては、説得に欠ける上に商品の良さが際立ちません。
ビジネスフレームワークの基本である5W1Hを意識しましょう。
5W1Hとは、以下を指し示す言葉です。
自分たちが届けたい情報を、「どのような人」が「どこ」で「いつ」「何を」「どのようにして」動くのかを想定することが重要です。
「夕方にスーパーで買い物をする主婦」に伝えたい情報であれば、短い時間でポップなBGMで楽しそうな映像を作るといいでしょう。
反対に、企業PRのセミナーで参加者の意識を集めるために伝えたいことがあるなら、荘厳なプロモーションビデオで締めくくることがイメージアップに効果的です。
5W1Hを意識し明確なターゲットを想定することで、世間にありふれているプロモーションビデオと差別化をはかることが重要です。
動画制作では、ただ単に映像をまとめるだけではなく、映像の中にストーリー性と話題性を持たせることが大事です。
せっかくプロモーションビデオを制作しても、ユーザーが「続きを見たい」と思わなければ、その時点で終わりです。
ユーザーの記憶と印象に残る映像にすることで、視聴後でも思い出して行動につなげることができます。
またプロモーションビデオが人々の話題になると、口コミやSNSでの拡散が期待でき、プロモーションビデオを直接見ていない人にもアピールが可能です。
現代はプロモーション動画が多いため、ただの宣伝動画ではなく話題性のある映像を制作することが重要になってきます。
Think(シンク)株式会社では、動画制作・編集事業、キャスティング事業を行っています。
プロモーションビデオの制作はもちろん、お客様のご要望にあったタレントやモデルのキャスティングまで承っております。
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