Think(シンク)株式会社からのブログ詳細発信
2020/02/18
遺影写真は、葬儀中は祭壇に、葬儀後は自宅の仏壇や仏間に飾られる、故人の写真になります。
現代では、遺影写真を生前に用意する人が増えています。
遺影をどのように用意すればよいのか、写真選びのポイントと一緒にご紹介します。
遺影写真の選び方には、いくつかポイントがあります。
遺影写真は、葬儀の祭壇に飾る際の一般的なサイズ「A4サイズ」に引き伸ばされます。
集合写真から故人を抜き出して拡大し遺影にすることはできますが、ぼやけてしまい表情がわかりづらくなってしまう場合があります。
故人が大きく写り、表情が明るくピントがあっているものを選びましょう。
また、遺影写真は故人を偲ぶ写真となるので、「故人らしさ」があふれている写真を選びましょう。
遺影写真を見て人柄が伝わってくるような写真は、残された人が故人との記憶を鮮明に思い浮かべる手助けをしてくれます。
終活(死と向き合い最期まで自分らしい人生を生きるための準備や活動)の認知度が上がり、遺影写真を生前に自分で用意する人が増えています。
遺影写真は葬儀に必ず用意するものですが、いつ必要になるのかは把握できません。
突然、遺影写真が必要になると、残された家族たちは急いで遺影写真を準備しなくてはいけません。
故人が写真嫌いで写真がなかったり、遺影に適当な写真がないなどで、故人を偲ぶ暇もなく遺影写真を探すのに時間をとられることも珍しくありません。
生前、遺影写真を用意しておくと、残された家族たちが慌てることなく葬儀の準備をできます。
また、自分が納得のいく髪型やポーズ、背景や服装の遺影写真を事前に準備することができるため、終活で遺影写真を用意する人が増えているのです。
遺影写真というと、真顔で和服を着ているもので、元の写真をそのように加工するのが一般的でした。
しかし現代は、自然な表情で洋服姿や背景をそのままにした、遺影写真が見られるようになっています。
現在は、撮影技術がすすみスマホやデジカメでも精度の高い写真が撮影できるので、スマホで撮影した自然な表情の写真を遺影写真に使うことも可能です。
しかし、遺影写真は家庭によっては、子供や孫に引き継いで長く使うものです。
写真撮影のプロは撮影に慣れているので、自分の要望に合わせた写真撮影ができるよう、ライティングの調整や位置取り、表情の作り方などをアドバイスしてくれます。
また、写真の色味調整や背景の合成などの加工も可能です。
自分らしい遺影写真を用意するのであれば、プロのカメラマンに写真撮影を依頼することをおすすめします。
Think(シンク)株式会社では、福井・石川・富山を中心に「いのちのバトン」というエンディングプロジェクトを行っています。
エンディングプロジェクトでは、大きく2つの要素をご提供しています。
《動画と撮影で人生をまとめる》
生い立ちの写真を時系列に並べ、インタビューした文章と共に、100年200年経っても色あせないよう長期保存が可能な加工をほどこしたアルバムにまとめます。
その方のお声や話し方や動き方、好きな趣味やスポーツを楽しんでいる姿、日常のたたずまいなどを写真だけでなく動画に残し、ご家族の思い出としてご用意いたします。
《ご家族や親族、ご友人たちとパーティーで楽しいひと時を過ごす》
生前パーティーや終活パーティーとも呼ばれるパーティーでは、その方のご家族やご友人、お世話になっている方などを誘い、主役となる方の人生を振り返りながら楽しいひと時を過ごしていただきます。
遺影写真は、大切なご家族や親しい人たちが、故人との想い出を偲ぶ写真になります。
ご自分が納得できる遺影写真を撮影するお手伝いを、Think(シンク)株式会社が精一杯いたします。